アロマセラピーを取り上げる「思い」に関してはこちらの記事で述べています。
記事👉アロマセラピー入門
今回は簡単にアロマセラピーとはそもそも何で、どんな位置付けの治療なの?ということを説明します。
※本記事はDr.オーラの母(薬剤師)が執筆し、医師である僕が監修しています。
アロマセラピーとは???

アロマテラピーとは、スパイスや香りを意味するaromaと治療や療法を意味するtherapyを合わせて作られた造語です。
フランス語でアロマテラピー、英語でアロマセラピーと発音され、日本語では芳香療法と訳されています。
アロマテラピーは、植物の花、葉、種子、幹、果皮、樹脂など、いろいろな部分(植物により異なる)から抽出された100%天然の精油を疾病の治療や予防に用いる植物療法の一種で、一般の人が民間療法として、医療従事者が補完・代替医療として行っています。
アロマテラピーは薬用植物療法の一分野にとどまらず、芳香植物を治療に使用する科学の一つです。
アロマセラピーはいつの時代にも変わることのない自然療法に基づいて治療しますが、この方法は現代の自然医学の考え方に適しているものです。
これは単に細胞分裂を正しく活動させる一方法にとどまらず、人間の身体を丈夫にし、不測の事態に備える助けとなります。
アロマテラピーは精神的にも肉体的にもバランスを取り戻す助けをします。
現代社会とアロマセラピー

現代社会は以前にも増して、ストレスに見舞われていて、過去の時代と比べると著しい変化が目につきます。
しかし人間の体だけはなにも変わっていません。昔と全く同じ心臓には生きていくために変わりない血液が循環しています。
アロマテラピーはケモタイプ精油を使用します。
この精油は植物に流れている血液のようなものです。この中に、著しい効果を生み出す特性が含まれています。一つ一つが特有の効能を持ち、人間の体内の目にみえるところも見えないところも同時に治療してしまう、生きた自然の力です。
非常に高い治療効果があると共に副作用もあるので正しい知識が必要です。
精油は科学的に証明できるものばかりでなく、科学的に証明できていない作用もあるのです。しかし、それこそが大切な作用でもあるのです。
化学的に証明できてそれを合成すれば済むのですが、化学的に合成したものは身体の元気を奪うもので、
精油の分子は活力のエッセンスだと考えています。
現代医学との関係と代替療法の強み

現代医学と相反するものでなく、お互いの良いところを組み合わせて使うことが望ましいのです。
多くの疾患は表に出ている症状の裏に心の疾患が隠されている場合があり、代替療法(芳香療法、ホメオパシー、同毒療法、植物療法、等)は身体のみでなく、心の面を同時に治療するという点で大きな違いがあります。
「病んでいる」という状態は、身体のエネルギーのバランスが崩れている状態であり、芳香療法の特徴は嗅覚を利用することで、身体、心、感情面の崩れているバランスを取り戻したり、補ったりします。
アロマテラピーは、精油、植物油、ハーブウォーター等を使用します。
そして、精油は成分分析等されたケモタイプを使うことで、効果を感じることができます。
アロマテラピーが様々な不調を抱える人びとのお役に立てると信じています。
※本記事はDr.オーラの母(薬剤師)が執筆し、医師である僕が監修しています。

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