【医師が解説】サジーを始めるか悩んでいるあなたへ｜医学と本能の両面から伝えたいこと

■ はじめに：なぜこの記事を書こうと思ったのか

健康食品というものは、「効果があるのか、ないのか」と白黒つけたくなるものです。
そして医師である私も、患者さんや家族からたびたび「〇〇って効くんですか？」と聞かれることがあります。

そのたびに私はこう答えます。

　　「データの裏付けは必要。でも、数字に表れない“違和感のない継続”が一番の指標です」

今回は「サジー」というスーパーフードについて、医学的視点と一人の人間としての実感の両面から、
初めての方にもわかりやすく、お話ししてみたいと思います。

これまでに行われた日本国内のヒト試験（いずれも信頼性の高いランダム化比較試験）では、
以下のような作用が報告されています：

高齢女性において、抗酸化成分（カロテノイド）を多く含むサジーサプリ摂取で視覚的記憶力が有意に向上した報告があります。

20〜40代女性を対象にした研究では、貧血の進行が抑えられ、入眠・睡眠維持も改善。
鉄分とビタミンCの豊富な含有が鍵と考えられています。

中年女性では、疲労感の軽減とともに空腹感が抑えられたという報告。
無意識の間食を防ぐ“隠れダイエット効果”があるかもしれません。

冬場の乾燥にもかかわらず、サジー摂取群では経皮水分蒸散量（TEWL）が改善し、肌のうるおいが保たれたという結果が出ています。

免疫細胞（CD4陽性T細胞、NK細胞）や唾液中のsIgAなど、体を守る機能が高まる傾向があり、風邪の発症日数も減ったという興味深い報告もあります。

私は医師として、薬や治療法には科学的根拠が必須であると考えています。
しかし同時に、「予防の分野では、数字に表れにくい“継続可能な健康習慣”こそが重要」とも思っています。

サジーの効果は劇的な変化をもたらすものではありません。
でも、安全性が高く、日々の健康を底上げする“自然素材”としての可能性には十分に価値があると感じます。

そして、何より大切なのは「飲んでいて違和感がないこと」「続けられること」。
そう感じられるかどうかは、体の“本能的な感覚”に委ねて良いのではないでしょうか。

サジーは過酷な自然の中で育つ果実です。
強い紫外線、乾燥、大地のミネラル…そうした厳しい環境が作り出した、**“植物の生命力そのもの”**とも言える果実。

こうした自然の力を、現代の私たちの生活に少しだけ取り入れる。
それはとても本能的で、理にかなった生き方だと思うのです。

もし、今あなたが「気になるな」「ちょっと試してみようかな」と思っているなら、
それは偶然ではなく、今のあなたに必要な“タイミング”だったのかもしれません。

　　　無理に始める必要はありません。
でも、ちょっとだけ「自然の力を借りてみようかな」と思ったその感覚を、どうか大事にしてみてください。

数あるサジー製品の中でも、我が家が選んでいるのは「Sajioneオーガニック」です。

薬ではありません。でも、自然の処方箋のような存在として、生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。